日経「私の履歴書」がファンケルの創業者。
11/1から連載はファンケルの創業者、現会長「池森賢ニ」さんです。
正直、「キリン」の文字が目につかなければ読んでなかったかもしれません。
子供のころお父さんを事故でなくし、貧困で家族がバラバラで暮らす時期がありました。
お母様が職を得て、お兄様が中学生ながらにバイトをし、人の紹介で保育園の屋根裏に住めるようになりやっと一家が一緒に住めるようになったそうです。
池森さんは中学校の修学旅行に行くつもりはなかったそうです。担任の先生が旅費の集金係にお願いするのですが、それは池森さんが旅費を用意出来ないことを周りに気づかせないための配慮だったんです。さらに先生が池森さんの旅費を用意し、修学旅行に行けたそうです。
修学旅行でいった京都の風景が忘れられないと記事にありました。
きっと毎回どの連載も胸が熱くなるものだと思うのですが、やはり戦争を経験している方は本当にすごいです。
確か3歳くらいに親戚の家に疎開しており、しかしそこには他の親戚も疎開しており納屋で寝泊まりしていたとか。
先輩方が築いてくださった道をただ歩くだけじゃなく、次の世代のためにもっと安心できる道を作るには私に何ができるのかなと考えるのでした。